Stataのログ(.smcl)ファイルをPDFに変換する方法

 Stataのログファイル(.smcl)は、Stataでの作業を記録するのに大変便利ですが、Stataでしか開くことができません。ログの内容を、Stataを使っていないパソコンで開いたり、Stataを使っていない人と共有したりするためには、PDFで保存するのが便利です。

ここでは、Stataのログ(.smcl)ファイルをPDFに変換する方法を2つ紹介します。

(1) Stataの"translate"コマンドを使う方法

Stataにはログファイル(.smcl)をPDFファイル(.pdf)に変換する、translateというコマンドがあります。
使い方は簡単で、translateの後に"変換したいログファイル.smcl" "変換後のPDFファイル名.pdf"と並べます。

translate "変換したいログファイル.smcl" "変換後のPDFファイル名.pdf"

例)
translate "C:\Users\Folder1\ログ.smcl""C:\Users\Folder1\ログ.pdf"

この例では、Folder1というフォルダに入っている「ログ.smcl」をPDFに変換した「ログ.pdf」が同じFolder1に作成されます。

(2) 印刷機能を使う方法

印刷機能を使ってPDFを出力することも可能です。例えばMacであれば、ログファイル(.smcl)を開いて、「印刷」を選ぶと「PDFとして保存」することができます。